アリナミン効くんだ!でもそれだけじゃない♪ 964号

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     アリナミン効くんだ!でもそれだけじゃない♪ 964号

■ビタミン剤おそるべし

「痛みに効くビタミン剤」ってあるじゃないですか。サプリとしてのビタミン剤じゃなくて「第3類医薬品」みたいなやつ。ま、医薬品つっても普通に薬局で処方箋なしで買える。「アリナミンExプラス」とかね。
 あの手のビタミン剤(のようなもの)って、まあ気休めというか、プラセボ効果というか、おまじないというか、そんなもんだと思ってたのです。
 だいたいビタミンごときで痛みが治るかよ、野菜食っとけって、…とかね。
 でも、このところのコロナ生活で、ずっとデスクに向かってて、うーむ、どうにも腰が痛くてどうにかナランもんかと思ってて、ふとテレビ見るとCMで「目の疲れ、肩こり、腰の痛みにアリナミンEXプラス!」とか言ってるじゃないすか。んで、試しに飲んでみた。
 すると…、あれ?
 もしや効いてる? 飲んで2日目くらいで腰の痛みが軽減されてる。気がする。
 常に気になってた腰痛のことを…、若い頃のように忘れてる瞬間がある!
 信じられないんですが、あれま、体質に合ってたのか何なのか、なんかかなり楽になった。

■アリナミンは高いが…?

 もしや効くかも、でも、買ってきたのはわずか24錠のお試し版だったからすっごく小さい瓶。980円。で、ちょっとデカい瓶買っとこうかな、と、ネットで調べてみたわけ。
 そしたら…、270錠ってのが標準的な瓶サイズなんだけど「アリナミンExプラス」って、結構高いんだよね。1瓶7000円程度する。
 ふーむ、と、思って、ふと別のメーカーのものを見ると、おや「アリナミンExプラスと同一処方(同成分)!(`・ω・´)キリッ♪」というのがウリの「クレマエースEXP」というのがあるわけ。
 あれま、パッケージは激似、それなのに価格は3分の1以下。激安だ。
 でも別に「アヤシい中華製」みたいなヤツではなくって、ちゃんと日本の「オール薬品」という会社が作ってる。うーん、謎の会社…と思いつつ買った。飲んだ。数日経った。
 お・な・じ・だ(笑)。効いてる。腰痛くない。
 買ったの正解。3本買って約6000円。本家と違いすぎる。でも、これっていったい何なんだろう。

■なるほど、これがジェネリック

 なんなんだろうなぁと思って調べてみた。
 そしたらね、似たような「アリナミン・インスパイア製品」は各社からいっぱい出てるわけ。別にクレマエースだけじゃない。私が調べた中では「新ネオビタミンEX」ってのが最安だった。でも成分同じ。皇漢堂製薬というところが作ってる。パッケージ(と社名)がちょっと昭和っぽいというだけだな。違いは。

 でね、さらに調べてみると、なるほど、次のことが分かってきた。
 まず、ビタミンB1は、筋肉痛や筋肉の疲れに効く。これが大前提。
 で、アリナミンの主役成分は、ビタミンB1誘導体の「フルスルチアミン」というやつだそうな。そのフルスルチアミン(特に年をとってくると)吸収されにくいビタミンB1の弱点を補い、「活性型ビタミンB1」を体内に多く作ってくれるという。
 なるほどスゴいじゃん、フルスルチアミン。
 で、このフルスルチアミンが開発されたのが1960年代。アリナミンの武田製薬(現アリナミン製薬)が作った。

【タケダが開発したフルスルチアミンの歴史】
https://alinamin-kenko.jp/yakuhou/feature/development/vol01.html

 スゴいと思うが、時は1960年代。要するにとっくの昔に特許が切れてるわけだ。
 なるほど、これらの「一見パチモン」は、パチモンというわけじゃなくて「ジェネリック版アリナミン」ということなんだな。だから安心して購入し、服用してもよろしい、ということだそうで、うん、ヒキタも安心したぞ。オール製薬さん、謎の会社なんつってすまなんだ<(_ _)>。

【「ジェネリック・アリナミン」比較】
https://alinamin-kenko.jp/…/feature/development/vol01.html


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『真実 私は「捏造記者」ではない』植村隆著 岩波書店

 2016年に出た本。初めて読んだ。
 読んで少々驚いた。
 あの慰安婦のウソをどんな風に言い訳してるんだろうと思ったら、だってキムさんが言ったんだもん、ユンさんが言ったんだもん、かわいそうだったんだもん、というだけだった。裏も取らない。というより裏を取るも取らないも同じところをぐるぐる回ってるだけ。事実かどうかなんてどうでもいい、強いて言うなら結局最初の吉田の騙りが悪いんだろうもん、というところに行き着く。
 総じて言って「エクセプト・ミー」なのだ。自分は関係ない(`・ω・´)キリッ。
 ……関係ないわけないだろって(笑)。
 で「関係ない」でさすがに追いつかなかった自らのウソは、極力矮小化して、小さな部分に関して「えっへん」とばかりにこう答える。
 たとえば「慰安婦と挺身隊を“わざと”混同してたわけないぞ!」という話。
「軍の連行なんてことはじつはなくて、親がキーセンに娘を売っただけだった…、なんてことを知ってて隠したわけじゃないぞ!」 という話。
 はあ、そうですか。
 枝葉末節(笑)。
 慰安婦=セックススレイブという黒いファンタジーをデッチあげて、煽りに煽って、そのことが、今に至るまでの日韓両国の妨げとなっている、という根幹部分に何ら変わりはない。
 まあね、ウソつきってのは、あの国の民族的体質といえば体質だが、そのきっかけを作って煽りに煽ったのは、あんたとあんた方だろうて。
 しかしながら「あんた方」の方、つまり朝日新聞社は、まがりなりにも捏造を認め、記事を取り下げ、謝罪した。まったく足りないとは思うが「あれはウソでしたぁ」と認めたのは大きい。でも本人は「ウソじゃなかったんだもん」だ。
 本書のおよそ半分は「私はこんなに不当なバッシングと嫌がらせを受けてきた、ぼくちゃんかわいそう」で、できている。本の帯からしてこうだ。

「1991年に元慰安婦について書いた1本の記事が、23年後に元記者の人生を狂わせた。活字メディア・電話・ネットなどでの抗議・嫌がらせ・脅迫は家族・職場の大学にまで及び、元記者は闘うことを決意した。そしていまや司法、活字メディアへと抵抗のうねりは広がっている。元記者の名誉回復だけでなく、日本の民主主義の再生を求めて。」

 あたかも「理不尽な暴力に晒された被害者が今、闘いを決意して立ち上がった!」てなヒーローみたいだ。
 正直言って笑わせるなと思う。
 脅迫が家族にまで、というのはたしかに論外のルール違反だとは思うが、その一方、自分が書いた記事内容にまったく頓着しないこの無責任はどうだ。さらには徹底的に「自分は完全無欠の被害者で、間違ってるのは日本、日本には民主主義がない」という強烈な主張。
 ……どこまで恥知らずなんだろう。
 追い詰められると、人はどこまでも厚顔無恥になり、無責任になり、ウソをウソとも思わなくなっていく。
 この本は「人間は弱い」ということの、たぐいまれなる証左の書だと思う。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
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「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
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【ヒキタ新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
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「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
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【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
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