なんだかんだの22年で1000号

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         なんだかんだの22年で1000号

■1000号だ

 8月になりましたねぇ。え、その8月ももう7日。
 そうすか、暑いっすね。東京も暑いっす。でも雨も降るっす。もう日本の夏は猛暑か豪雨かどっちかしかない。因果な夏になり申した。
 いやまあこのところ少々息切れ気味の当メルマガですが、何だかんだで今号が1000号。
 思い起こせば、2000年にスタートした当メルマガですから、あの頃、私は33歳とかだったわけです。夏だって、今ほどは暑くなかったわけです。
 ……若いな、33歳。本気で若僧だがね。今の私は55歳。

■年をとるのも悪くない

 それにしてもありがとうございます。
 22年1000号。か…。
 色々うかがいますと、このメルマガを読んでくださる方って「最近読み始めた」というヒトはそんなに多くないんですよね。それよりも「もういつから読んでるんだろ、10年、いや15年は確実に経ったよな」というようなヒトばかりです。読者平均年齢も上がった。
 そうか、みんなしてオジさんオバさんになったわけだ。
 でも、どうすか、そんなに悪いもんじゃないすよね、オジさんオバさんになるのも。
 私なんかももう定年4年前、という感じになっちまったけど、うん、どちらかというと「定年待ってました」方面だ。
 体力的にはまだまだ若いし、ヤリタイコトもまだまだある。だいいち子供がまだ小さい。一番下の女の子が小3なんだから。

■英語漬けの日々

 というわけで、ちょっと前に申し上げた通り、今現在は英語の勉強ばっかりしちょるのです。
 もちろん来月アタマのシドニー大学・自転車論文プレゼンに向けて。あー、もう今から緊張する。はじめての学会発表in Englishですがね。
 日本人ゼロ。日本語ゼロ。
 ところが、出ないのよ。口から。英語が。レッスンしてもあがあがあがと出てこない。まじ困ってる。真っ青。
 ……55歳「これぞ泥縄」のていで英語のリスニングやらスピーキングをしてるわけなんだけど(←DMMのオンライン英会話ってやつだ)、まずは単語や決まり文句が憶えられない。
 うーむ、困った。でも「憶えられない」はある程度覚悟してた。
 問題なのは、喋ろうにも思った通りの単語が出てこないことでね。
 うーむ、しかし、そもそもこのところ、日本語ですら「あ、アレ、なんつったっけ、アレよ、アレ」状態だというんだからね。ましてや英語をやだがね。

■シドニーどんなとこ

 と、そんなことを言うちょるうちに、すでにシドニー発表まで3週間ですがね。
 あがー。出てくる英語がほぼ幼児語しかないので、並み居る教授連、ドクター連の前で立ち往生し「そんなこと言われてもでちゅね、ボクはちっともワカランのでちゅ、ジスイズアペン、ザットイズアテイボー」と言っている自分が想像できる。
 困ったことに、私が登壇する「WS7(持続可能な社会と交通)」というカテゴリーは、ファシリテーターのひとりが台湾の国立交通大学の女の先生なんで、同じようなアジア顔の女教授がペラペラ喋る中で、私だけが「ハローメアリー、ハーイビル、ぼくちんは少年です。それは本ですか、いいえ、これは雑誌です」つっておらんならんが(不意に宮崎弁 ←なぜなら最初に英語を習ったのが宮崎県の中学校だから)。
 じつにヘルプミーじゃが。宮崎弁では助けちくりーじゃが。どげんかせんといかんっちゃけんどん間に合わんごつしちょるとじゃが。


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『賭博黙示録カイジ 全13巻』 『賭博破戒録カイジ全13巻』『賭博堕天録カイジ全13巻』福本伸行著 講談社

 記念すべき1000号として、今回のオススメ本はカイジ。
 私のメルマガにも、けっこう出てくるじゃないですか。なんというか、語尾「絶望ッ・・・!!(カイジ風)」みたいな書き方。あれです。あれ。
 その元ネタがこのカイジシリーズなのでありますが、読んでない方、特に女性、ぜひ読んでみてちょ。絶対損はないから。
 私が思うに、今まで読んだマンガの中で、最も強烈に面白かったのは、たぶんこの『カイジ』だ。
 最も好きなマンガかというと、そっちには別の作者の別の作品をあげてしまうかもしれないけれど、ストロング面白味でいうと、このマンガにかなうものはないと思う。いや本気で。この面白さ、悪魔的だッ・・・!!(カイジ風)
 絶望のエスポアール号、限定ジャンケン、鉄骨渡り、地下チンチロ、パチンコ台「沼」、利根川、鉄板土下座、黒服、ざわざわ…、読んだことのある人なら、このひとつひとつに「そうだ、そうだ」と反応し、アタマの中にあのチョー個性的な絵柄と、強烈なストーリー展開が甦るはず。
 是非どうぞカイジ。
 というか、英語版ないかな、と思っていちおう探してみた。そしたら、あるのですよ。スゴい。
 この面白さは万国共通なんだなぁ。amazonの評価もチョー高い。
 ただ、評価も高いが値段も高い。うーむ、それでもポチってしまったぜ。
 いかん、シドニーでのワタシクが「ジスイズアペン」男から「ディスペア(絶望)ッ・・・!!(カイジ風)」に変わるだけかもしれん:.。.:゜(@∀@;)゜:.。.:
 
https://www.amazon.co.jp/Gambling-Apocalypse-KAIJI-Nobuyuki-Fukumoto/dp/1634429249


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【好評既刊本】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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