久々のリアル学習院!の1020号

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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト ”Weekly Bicycle Tourkinist” ┣━┓
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         久々のリアル学習院!の1020号

■久々のリアル学習院!

 いよいよコロナ明け「楽しむための自転車学2023夏」がスタートします。
 リモートじゃありまっせん♪
 いやー、嬉しいね。もう今回は喋ることだらけだぞー♪ ヘルメットの話から始まり、電アシの未来、自転車以外のモビリティ、世界中の自転車マネジメントの様子、グラベルの異常な伸長、その理由、その他その他…。

 なんつっても自転車博士(モノホンの博士号)初めての講座であります。
 もちろん、久々のリアル対面講座。
 さらに言うと、土曜日午後に時間帯変更で、毎度、自転車仲間との懇親会(補講)あり♪
 ぜひどうぞ。私も楽しみです。

【楽しむための自転車学2023夏】(2023/05/20 ~ 2023/07/15)
http://g-sakura-academy.jp/course/detail/2023/A/065/

 講座が終わる頃にはもう夏本番だ!

■新入学のシーズンで

 春ですなぁ。
 ……と、それはそうと、今さらながら思うんですけど、教育費って高いすね。
 次男がこの春から私立中学に通うようになって、あらゆるもの(授業料やら寄付金やら)で目が飛び出てる。この後、長男も私立高校に行き、娘も私立中に行き、と考えると、塾代なども含め、教育費で破産する勢いじゃがね。マジで(笑)。

 思えば私の出身地・宮崎県の教育費は安かったなぁ。
 ほとんどすべての子供が公立の中高で学び、塾とかにも行かない。
 んで、学校が課外学習とかしてくれる。宮崎市内の県立高校なんて実質「高校+塾+予備校」の役割を担ってた。

 だいいち学校選びの選択肢がほぼない(`・ω・´)キリッ。
 高校受験なんかも、おおまかにいって「松・竹・梅(いずれも県立)」程度しかなかったよ。昔だから? いや、今だってそんなに変わったわけじゃない。

 ところが、おおまかにいって、東京はこの逆だ。
 正直申し上げて、ウチは平均的な家庭より多少裕福な方だと思う。それなのに3人子育ての教育費はかなりの負担となってる。これじゃ少子化が進むのは当たり前だよ。
 フツーに言って2人目から教育費がキツくなりはじめる。

■相関関係がガチあるような気がするぞ

 で、ね、全国の出生率を調べてみたわけさ。
 すると上位5位がこうだ。

【都道府県出生率・高い順】
1位 沖縄1.86
2位 島根1.69
3位 宮崎1.68 ←わ、宮崎ここ。
4位 長崎1.64
5位 鹿児島1.63
 ……
47位 東京1.15
https://eleminist.com/article/1715

 宮崎3位。東京はもちろん断トツの最下位だ。
 この理由として、記事の中では次のように分析されているんだが、どうだろうな。

・持ち家率が高い
・地域の結びつきが強く、子育てがしやすい
・親との同居率が比較的高い
・雇用が安定している

 私が思うに、一番の理由って「教育費が安いので2人目以降を生みやすい」なんじゃねかと思うんだが、いかがなものだろう。
 ちなみに上位5位の各県を考えても、鹿児島ラサール、長崎青雲など、ごくわずかの例外を除いて、高校も公立優位の県ばかりだよ。


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「平成バブル物語 〜60年代生まれのための東京バブストーリー〜」田崎仁志著 amazon

 なぜか定期的にこの本のことを思い出す。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

 今回の理由は「おいしい生活」のポスターを見たからであります。
 憶えてますよね、1982年西武百貨店の広告のことだ。
 私が思うに、バブル入口のノリってまさにこれだった。この有名なキャッチコピー(by糸井重里)だけじゃなく、ボディコピーのノリのいちいちがもうこそばゆいほど80年代。
 はい、恥ずかしながら、宮崎の田舎高校生だったワタシクも、雑誌『広告批評』とかに騙されて、同じようなテイストの文章を書きまくってたものです。

【ボディコピー読めますかね】
http://goodthinggoing.net/wp-content/uploads/2017/05/e3818ae38184e38197e38184e7949fe6b4bb.jpg

「近づいてまいりました」か(汗)「いまだかつて経験したことのない1983年」か(汗)「ずうううっと先も」か(汗)…あー、もう恥ずかしい。もう身もだえ悶絶赤面卒倒失神。80年ノリ。世の中舐めちょりました。
 でも思うんすよ。あの同時代を生きていた人は、みんなこのノリに騙され、浮かれ、そして80年代後半のバブルに突入していたんだって。そして、そのノリで無駄遣いして勘違いして、その末に「失われた○十年」がやってきた°(°´ω`°)°。。
 ホントのことを言うと、本物のバブルは(このコピーが出た)82年とかじゃなくて、プラザ合意後の円高不況を乗り越え過ぎたところから始まります。すなわち86年以降。で、91年くらいまで。
 でも、私が思いますに、バブルがバブルたりえた、つまり「ただの超好景気」じゃなくて、あの軽薄短小の独特ノリのタマラン時代になったのは、まさにこの「80年代ノリ」があったと思うのです。
 では、その80年代ノリの正体とはなにか?
 それを描いたのが本書なのです。

【田崎仁志著「平成バブル物語 〜60年代生まれのための東京バブストーリー〜」】
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【好評既刊本】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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