ぼちぼちいきますボディブローの1043号

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        ぼちぼちいきますボディブローの1043号

■お久しぶりです

 いや、どうもお久しぶりです。何だかんだでいろいろ(地味に)忙しくてメルマガがおろそかになってました。今後、フツーにぼちぼち行きます。いやまあ長男が高校受験だったり、各社・各団体から原稿依頼がドッと来たり、会社の仕事が若干立て込んだり、いろいろね、あったんすよ。
 特に「電ジャラス自転車」云々と、「青切符」云々に関しては、考えるところ色々で、後々ネット記事などご紹介します。

■ちょっと「ヘンかも」な話

 気のせいかもしれないけれど、最近「ボディブローのようにきいてくる」という表現をよく見る気がするんですよね。
 ボクシングのボディブロー(ボディ打ち)は、顔面ヒットと違って、その場でノックアウトではなく後で効いてくる、という話が前提でね。「こういうことをやってると後になってじわじわと効いてくるぜ」というのを「ボディブローのようにきいてくる」と表現する。
 でも、何かヘンくない? ヘンというのは、「ように」という比喩表現のことだ。

「○○のような××」って表現は、本来「××と言われると分かり難いんだけど、分かりやすく言うと○○のようにということだ」という話でしょ。つまり○○の方が××よりも身近で分かりやすくなくてはならない。
 ところが、ボディブロー。
 そんなにボディブローを打たれた経験のある人は多いのかね。ボクサー以外はほとんどおらんだろうて。
 ボディブローのように、といわれて「うんうん、なるほど、あの感じね。2ラウンド後くらいに効いてくるんだよね、ちょっちねー、苦しいよねー」って、おまえは具志堅用高かって。

■同様例はいろいろあって

 でも、この感じ、ちょっと思い出すだけで結構、色々あるのよ。
 たとえば「馬車馬のように働かされて!」ってあるじゃない。でも、馬車馬がオーバーワークしているところを見たことある人、どれくらいいるのかって話。そもそも馬車馬自体ほぼ見ない。

「想い出が次々に、走馬灯のように…」って、今の若い子で走馬灯を見たことある人はどの程度いるかなぁ。よほど信心深いお祖母ちゃんがいる良家に生まれた人くらいだよね。

 ダンナの浮気相手に対して「こーの、泥棒ネコッ!」みたいな話もそう。泥棒ネコなんて、今や『サザエさん』の主題歌にしか存在しないがね。

■日本人の古典

 でね、私は思うんだけど、これらの表現って、ほぼ形容される内容が決まってるじゃん。

◎ボディーブローのように → 後で効く
◎馬車馬のように → 異様な重労働
◎走馬灯 → 死ぬ直前に見ると言われる一生の想い出
◎泥棒ネコ → パートナーの浮気相手

 つまり何が言いたいかというと、これらの言葉って、要するに「枕詞」のようになってるということでね。
 意味なんてない。「あをによし」とか「ちはやぶる」とかと同じ。
 なるほど我々は今「枕詞の誕生」を目の前にしてるといえるのかもしれないな。あしびきのやまどりの尾のしだり尾の…、うーむ、味わい深い。


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 それにしても思うんだけど、この本、紙の本じゃなくてKindle本で出てましてね。発刊から6年経った今でも月に数千円〜数万円のお小遣いをくれるわけですよ。印税率7割だから著者の収益としては紙の本とは較べものにならない。
 あらためて言うまでもなく、時代はこっちなのかなぁ。
 …と、田崎さんが言ってました(´-ω-)ウムウム。

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