英語英語でメルマガが出ないグラベル997号

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         英語英語でメルマガが出ない997号

■なにゆえ久々になるか

 どもどもどもどもヒキタです。
 すいません、このところメルマガが滞っております。これ何かと言いますと、理由はハッキリしていまして、このところずーっと論文を書いている(いた)からなのですね。
 ひとつは某学会に出す(もう出した)査読付き論文。査読あり(ということは匿名)なんで詳しいことは言えませんが、自転車がらみの論文です。あー疲れた。
 で、もうひとつが、シドニー大学に出す、英語の論文なワケですよ。こちらはまだ出してない。

■英語論文と発表にシビれまくってる

 これ、何かと言いますとね、以前から私「津波の時は自転車で逃げるべし」みたいなこと言ってるじゃないですか。あれが昨年土木学会の査読を経て、ジャーナルに発表された。

【これね → 『津波避難における電動アシスト自転車活用の有効性 ―日南市におけるMASモデル分析から―』】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejsp/76/1/76_1/_article/-char/ja/

 で、同じ内容を国際学会で発表してみないかという話があって、シドニー大学の大会にアブストラクトを送ってみたら、アクセプトされた。
 で、本論文を英語で送れ、その後に9月にシドニーで発表せよ、ということになったというわけ。

 げげげげげ、なにそれ、英語で発表。まわりはみんなオーストラリア人および欧米人。
 とりあえずネット英会話教室には登録しましたが、今からもうビビりまくりなワケですよ。

■それとは別に博士論文

 と、それとは別にまだあって、今年は博士論文を書く最終年度でありましてね。
 ご存じの方はご存じでしょうが、私は現在、東京都市大の博士課程におりまして、ここで自転車関係の博士論文を書いてるというわけ。学士が東大文、修士が東大工、博士が都市大環境情報学、なのであります。
 あーもう、いつの頃から踏み込んだアカデミズムの道、もう勝手が違うことばかりで、いろいろ大変ではありますが、新鮮です。楽しいです。

■という状況

 とまあ、そんな状況です。
 昨今メルマガが出ないが、体調が悪いのではないかとか、ご心配は無用でありまして、そんなこんなで、なかなかメルマガが書けない、というだけなのです。そのうちまた「うわ、昨日も、今日も、メルマガだー」ということになると思います。
 ちなみに短い身辺雑記みたいなのはFacebookで書いてますんで、ご興味ある方は、そちらでもどうぞ。

【ヒキタFacebook】
https://www.facebook.com/satoshi.hikita/


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『自転車キャンプ大全』 田村浩著 技術評論社

 久々に読んだ自転車マニュアル本(?)。
 まじ面白かった。
 自転車+キャンプってね、ぼっち旅もありだし、仲間ともあり。いやー、このところのソロキャンパー流行りで、ウケどころを狙ったな、と思いきや、もう著者の田村浩さんは、最初から気合いの入った自転車旅人だからね、いろんなノウハウや指摘が微に入り細を穿つ。長年の経験がないと書けないよ。じつは私、以前から知り合い。
 どこでもテント、どこでも寝袋、北海道の雪道も、種子島の猛暑の中もひたすら往く。ペダル踏む、で、釣る。別に今の流行りに乗った、というわけじゃない。前からこう。こちらのヒロシは何十年も前からテントで寝袋で寝てるのであります。
 いえ、あっちのヒロシさんも好きだけどね。私としては。

【ヒロシのぼっちキャンプ】
https://bs.tbs.co.jp/botticamp/
 自分、ひとりのキャンプが好きで好きで、好きが昂じて、ひとりぼっちでキャンプやっとるだけやとですが、ちょっと目立ってテレビ番組とか持つと「流行りに乗っただけ」とか陰口たたかれるとです。ヒロシです。ヒロシです…。

 いやまあそのヒロシさんはおいとくとして、こちらのヒロシは自転車付き。読みゃ分かるけど、全編カラー写真入りのノウハウだらけ。もう分かりやすいし楽しい。
 で、だ。
 やはり私のようなオヤジ世代が驚くのは、現在の「旅用自転車」が進歩していることなのですよ。
 旅用自転車だつっても、ランドナーじゃない。主流はもはやグラベルだ。
 で、グラベルの荷物の載せ方、ブレーキやタイヤのあり方、ほか、全部が同じようで違う、違うようで同じなわけですよ。たとえば荷物を載せるのに、我々世代は「キャリア必須」とか思うじゃないですか。
 不要。
 荷物はそのままフォークにカチャリと着くし、邪魔になるドロヨケもなかったりする。
 私は正直言って、キャンプに行きたくなった、というのもあるけど、グラベルが欲しくなったよ。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【ヒキタ新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878

【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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