トランプ前大統領とホテル聚楽の1036号
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トランプ前大統領とホテル聚楽の1036号
■トランプ前大統領独走中
そうそう、ちょっと前にアメリカ共和党の大統領候補のニュースがあって、トランプ氏の圧倒的人気に、ふーむと考えたことがあった。
キーワードはいくつか出てくるんだけど、そのときふと浮かんだのはマリリン・モンローだったのね。なぜか。
半開きの口で「じゅらくよーん♪」というあのモンロー(←違う)。
【懐かしの聚楽CM(もちろんそっくりさん)】
https://www.youtube.com/watch?v=NDk9Knv5rPU&pp=ygUe6IGa5qW944KI44O844KT44CA44Oi44Oz44Ot44O8
■マリリン・モンローの位置づけ
私が思うに、アメリカンマッチョ男にとっては、マリリンモンローって分かりやすい「トロフィ彼女」なんだよね。実像はいざしらず(本当はアタマのいい女性だったという)、その外観、イメージ戦略、アピールの仕方はそうだ。
たとえばボクシングとかのチャンピオンの横で「うっふーん」つってしなだれかかってる、という構図。
チャンピオンにとっては、分かりやすい「アイ・ガット・ユー♪」で、モンロー「うっふーん、ステキー♪」という感じね。
そういう形でトロフィが欲しい男と、トロフィになってベネフィットを得たい女の、需要と供給が一致してる。70年代までのアメリカンドリーム。
■トランプはチャンピオン
私しゃ思うけど、トランプ前大統領に根強い人気があるのは、このジーさんは、そういう構図の70年代アメリカンドリームの体現者であり、米国には、そのアメリカンドリームが大好きなアメリカ人がまだまだたくさんいるということなんだと思うんだよね。
細かいことをグダグダ言わない、単純で、明るくて、多少バカ。
夢は? 金と女だよ。うまいもん食って、いい女抱いて、豪邸に住んで、デカいクルマに乗るのさ、それが男の夢だろ? あ? 違うっていうのかい? 青少年、がっはっはっはっはっ、そんなディックの小さいことじゃダメだぞ、ぐわっはっはっはっは(笑)。 ……これぞアメリカンマッチョ。
ここに出てくる「いい女」は、もちろんマリリン・モンローであって、リー・トンプソンじゃないし、ましてやジョディ・フォスターじゃない。
■ジュラクのダラク
まあね、そんなトランプさんと安倍さんはウマが合ったわけだが、そのあたりがある種の女性たちにとって、「ナニを言ってもイヤ」「景気が良くなってもイヤ」「最初からイヤ」「根本的にイヤ」としてた根本理由なのではあるまいかと、ちょい思うわけだ。が、さて、そういうこととはまったく関係なくモンローCMのホテル聚楽、いまはどうなってるのかなーとちょいググってみた。
すると…?
80年代はこんなにバカバカしくも微エロだったのに。
【1983年ホテル聚楽CM】
https://www.youtube.com/watch?v=NDk9Knv5rPU
ああっ!! なんてこと、じゅらくがマトモな温泉ホテルになってしまっている!!
【現在のみなかみホテルジュラク|群馬県水上温泉】
https://www.hotel-juraku.co.jp/minakami/
それどころか、伊東にいたっては、若い女子たちを使って「ジュラクで出会う本当の私たち」ときたもんだ。
【伊東ホテルジュラク|伊東温泉】
https://www.youtube.com/watch?v=9_O7sjqnZlE
これはジュラクのダラクではないのかっ。°(°´ω`°)°。!! なんちて(笑)。
【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
『負動産地獄』 牧野知弘著 文春新書
これは怖いなぁ。
多くの日本人にとって、相続と言えば「現金か不動産(土地かマンション)」だ。日本人は株とか債券とか外貨とか苦手だからね。
ところが、その頼みの不動産の価値が五月雨式に下がりつつある。地方、過疎化、老朽化、その他、いろいろな要因がからみあって今だ。都心ではむしろ不動産バブルなのに、地方では二束三文。
持っていても固定資産税や修繕費などの出費が色々降ってきて、カネを食い潰すばかり、でも、どこにもそれを持っていけない。そういう「不動産」ならぬ「負動産」が増えている。
じつは私もそういう「負動産」をひとつ親から相続してる。
持っているだけで、固定資産税、住宅団地の管理費、雑草除去、ほかの費用がかかる。しかも隣人が一人暮らしの暇を持て余したKittyGuy爺ときたもんだ(笑)。なんとかしちくりーと思うがなんともナラン。
せめてこういう本を読んで「世の中にはもっと大変な人がいるんだ」と、気を紛らせるしかない。
【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/
【好評既刊本】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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