タテ型洗濯機に買い替えた920号

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        タテ型洗濯機に買い替えた920号

■ドラム型からタテ型に

 先日、ドラム型洗濯機をタテ型洗濯機に買い替えましてね。
 タテ型洗濯機ってのは、アレだ、回転軸が地面と垂直にグルグル回る…、つまりは伝統的なヤツ。いわゆる昔の「全自動洗濯機」ってヤツなんだけど、あれに「戻し」た。
 ドラム型はね、ずいぶん長いこと使ってたんだけど(ということは初期型だ)、●3人の子供が大きくなって、これから洗濯物だらけになる(であろう)こと、●いい加減ガタがきてたこと、さらには、●とにかくホコリがたまってピーピー鳴ることで、もう買い換えの時期だったと思われたもので。
 ホコリについては、フィルターのホコリを除去してもすぐにたまり、どうやらフィルター以外の部分に大量に糸屑ホコリなどがたまってる。何度か業者を呼んで、その度に大量のホコリの塊がとれる。
 とまあ、こりゃいかがなものかと思ってた。
 で、買い替えたわけですよ。タテ型に。
 おそらく最新型ならドラム型のやつでもいろいろ改善されてたんだろうけど、あまりに巨大でね。うちのマンションの洗濯機スペースに入らんのよ。

■ブラボー、タテ型!

 で、届いた。タテ型。Panasonic製「NA-FW100K8」ってやつだ。
「NA-FW100K8」ってやつだ、って言われても分かりませんね。よほどの洗濯機マニアでもない限り(笑)。いるのか、洗濯機マニア。自転車マニアはいるぞ(笑)。
 ……で、これが、いいんですよ。スゴくいい。
 まずなにより汚れオチがいい、大量に洗える(10kg)、静か、乾燥もOK、おまけに省スペース、と、いいところばかり。懸案のホコリについても、とれやすいところにフィルターがあって、毎度ピーピー呼ばれるようなこともない。もちろん「業者を呼んで云々」なんて(おそらく)有り得ない。
 あれま、トレンドに乗るばかりが進化じゃないんだなぁと思う。
 ドラム型の方が優位にあるのは唯一、乾燥部分だけで、ここはタテ型、乾燥機として使うと、若干シワっぽくなる。ふんわり仕上がるドラム型にここだけは負ける。
 だけど、それ以外のメリットが、その欠点を補ってあまりあるってわけさ。
 ふーむ、なんだか「洗濯機の進化」と逆行したなぁと思ってたけど、なんだ、悪くないじゃん。

■デザインと期待感の問題?

 まあね、そもそも「洗濯機」から定向進化したタテ型と、「乾燥機」に洗浄機能をつけたドラム型だ。おのずと得意不得意はあるわな。
 そもそも回転させるという運動について、タテ型は自然だけど(コマみたいにね)ドラム式は無理がありすぎる。結局のところドラム型って「真ん中にデカい◎がある」というデザイン上の斬新さ、アメリカンな感じとか「新しい時代が来た!感」が、一番のアピールポイントだったんじゃないかと思うわけ。
 でも、普通の家庭では洗濯機は洗濯機だ。
 乾燥機じゃありませんから。
 求める機能は、1に洗濯、2に脱水、で、3に乾燥、だと思うのだ。

■そうか、みなさんそうだったのね

 とね、そういうことをFacebook上でちょいと書いたら、驚いたのは反響がかなり大きかったことだ。
 主流の体験談は「私もタテ型からドラム型にして、またタテ型に買い替えました」という話。つまり私とまったく同じだった。
 で、みんなが「タテ型に戻して正解」だったという。
 うーむ、そうかー、みなさんそうだったのかーとか思いつつ、腑に落ちない部分がある。
「じゃ、ネットで検索してみた結果や、メディアでの評判は何だったんだ」と思う。
 だって、ちょっと検索してみると分かるけど「ドラム式がいい」「最新のドラム式はこんなに優れてる」って話ばっかなんですぜ。
 ……。
 正直申し上げて、電機メーカーにとってはドラム式の方が儲かるんだろうと思う。
 だからライターさんに書かせる。……いや、じつはこの言い方は正確じゃなくて、書かせるというより、取材の際にメーカー側の技術者が「ドラム型推し!」で力説する。
 で、そりゃメーカーのエンジニアは専門家だから説得力がある。で、ライターさんはそのまま書く。と、そういう構図だろうと思うのだ。
 メーカーにとっては、新しい技術も使いたいだろうし、従来のタテ型のまま、ひたすらの安値競争に突入してしまっては、中国メーカーにやがて負けてしまう。
 だから「ユーザーさんよ、今は過渡期なんで我慢してくんろ」というのが今なんじゃないかと思うわけ。
 違うかなぁ。
 でもまあ正直申し上げて、今のところ、カミさんと私はタテ型に大満足なのでありますよ。ホントに。


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』小澤竹俊著 アスコム

 まずは「たぶんタイトル通りの本だろうな」と思う。そりゃその通りだ。
 今日一日を人生最後の日だと思って生きれば、毎日がかけがえのない日になり、充実した人生を送られる、と。多くの宗教家がそう言うだろうし、まあ、そりゃその通りであろう。普通のお説教だ。
 ……。
 ただ、著者が2800人の患者を看取ったホスピス医である、ときくと、あれ? ちょっと話を聞いてみようかなと思うのではないか。
 本書は「自分が人生の最終段階にいるのだ」と知ったとき人はどうするか。そのケーススタディから著者が見た「ひとの一生」のあり方だ。
 多くの人は「そうか、おれは、これまで当たり前にくると思っていた『明日』を迎えることも難しいのか」とまずは絶望する。しかし、絶望と悲しみを経て、苦しみののち、いつしかそれらを受け入れ、その現実に向き合えるようになる。そうなるとひとは新たなステージに立てるという。
 そのとき多くの人は、人生の中の無駄なことを削ぎ落とし、最も大切なことは何なのかを知ろうとする。
 削ぎ落としの対象のうち、最も大きなものは「他人と比較して」という部分だろう。誰々と比較して、あるいは世間体を考える中で、これこれをしなくちゃと思ってきた……でも、今の自分にはそんな時間はないのだ。
 自分の果たした役割、人生の意味とは何か、それを知り、よりよき最後の日を迎えるために。
 ひとは今日1日を最善のものとし、同時に過去の記憶の糸をたぐり寄せて、自分の人生をポジティブに振り返ろうとする。
 本書は多くの人生、多くの死の中から発見された「希望の本」である。
 その希望がどのような希望であるかは、もちろん2800人に2800通りあり、そして1通りでもあった。


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「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
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「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
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