“Another Sky”に泣ける949号

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         “Another Sky”に泣ける949号

■“Another Sky”って知ってますか?

 Amazon Musicとかの、サブスクリプション音楽配信のいいところって「不意に再会する音楽」にあったりするじゃないですか。
 たとえば何の気なしに誰かのステーションとか、あなたにオススメの音楽、とかを聴いて「あ、これは、あのときの!」と思うような話。
 先日、テレワーク中に葉加瀬太郎のステーションを聴いてたわけですよ。で、不意にこれがかかった。

【ANA(全日空)Another Sky】
https://www.youtube.com/watch?v=kB4fm_kO1us&list=RDrWz6RsJDr4A&index=6

 あ、と思って、そして、なぜだか涙が出た。
 もちろんこれ、全日空の飛行機が空港に着いたり離れたりするときに機内で流れるあれですよ。
 私は割合、地方で自転車の話をしたりイベントに出たりする機会が多いもので、その際、◎◎空港に降りて「さあ、やるぞ、頑張るぞ」と思ったりするわけです。乗客みんなが荷物を下ろしながら「さあ」と思ってる。そのときの何か「やるぞ」的な気持ち、その背景に流れるのがこの曲なんですよ。
 名曲だな、名曲。ホントに。

■葉加瀬太郎と坂本龍一と

 なんかね、葉加瀬太郎の曲って『情熱大陸』にしても『ひまわり』にしても、最初聴いたときは「アリガチなメロディだな」と思うじゃないですか。思いません? あ、おれだけ? そう、でもま、私はそう思うんすよ。さらにいうなら「繰り返しが多いしな」と思う。
 ところが、その後、だんだんじわじわと曲のよさが分かってきて、離れられなくなっていく。
 最初は地味だなと思い、次第にけっこういいかもと思い、最後には世紀の名曲としか思えなくなる。
 なんか昭和のヤクザ映画に出てくる情の深い港町の女のような(←なにそれ)存在感でね。
 これ、誰かに似てるなと思ったら、そうそう、坂本龍一だ。
 たとえば坂本龍一作曲の『筑紫哲也ニュース23』のテーマ。最初は何だこの凡庸さ、繰り返し多用ぶりは、と思ったけれど、これまた聴いてるうちに世紀の名曲としか思えなくなった。

【Put Your Hands Up (News 23 OP version)】
https://www.youtube.com/watch?v=CntjeOHCmws

 うーむ、葉加瀬太郎と坂本龍一。共通点は…、そうか、さては藝大だな。そもそものベースがクラシックで藝大で技を磨くとそうなるのか。ふむふむ。と、勝手に納得することにする。
 あ、そういや加古隆もそうだ。で、彼もまた藝大。なんかスゲ。

【ただしこの曲は最初聴いたときからド名曲「パリは燃えているか」】
https://www.youtube.com/watch?v=HLEKnAGQalI

 最初の“Another Sky”に戻るけど、ああ、コロナの昨今、しばらく飛行機にも乗ってない。
 元の日常はいつになったら戻ってくるのだろうなぁ。

■学習院『楽しむための自転車学2021』

 今年もまたこの季節、で、今年はフルリモートで講義やります。ZOOMです。
 ご興味ある方はぜひご参加を、というか、後の世になったら「ああいうこともあったなぁ」ということになるんでしょう。とりあえず今年は「今後どうなるんだろうなぁ、自転車」というのを中心にやろうと思ってます。

【学習院さくらアカデミー『楽しむための自転車学2021年』】
http://g-sakura-academy.jp/course/detail/2021/A/054/


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『もしものせかい』ヨシタケシンスケ著 赤ちゃんとママ社

 子供が好きで、図書館から借りてくる。
 大人が読んでも面白い。もうヨシタケシンスケ、天才。
 はしょって内容を説明すると身も蓋もなくなっちゃうんで書かないけれど、ここでとりあげた小品『もしものせかい』以外にも、『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』など名作が多々あって、そのほぼ全部に「なるほどー」と思う。
 著者の作品を知ってる人には、もう「ヨシタケ=天才」は当然至極の常識であろうけど、もしも知らない人は一度でいいから、何でもいいから読むべきです。
 まじレコメンド。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【ヒキタ最新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878

【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%95D%93c%92q&x=0&y=0

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“Another Sky”に泣ける949号” に対して1件のコメントがあります。

  1. 岩津康則 より:

    う~ん、僕にとってのFM東京の「ジェットストリーム」のテーマ曲かな・・♪ミスターロンリー(^^♪
    若い頃はTVを持っていなくて仕事を終えると部屋でラジオを聞きながら自炊や読書をしながら聴いていて、さぁそろそろ寝るか・・と寝床にはいると流れて来る・・
    初めての海外の仕事に派遣された22才の時にキューバのハバナで現地に居る商社の人から頂いた「ジェットストリーム」の録音カセットテープを心の共にハバナから車で4時間余り北に行った第2の都市シェンフェゴスでの生活の心の支えでもあった。
    あのナレーションと共に流れるテーマは希望に燃えて上京して頑張っていた自分に帰れる時で懐かしくも愛しい・・
    「パリは燃えているか」名曲ですね、カミさんが初めて聴きながらピアノに向かい耳コピで直ぐに弾いていましたえけど、あの出だしのフレーズの繰り返しはインパクトありました。モノクロの第一次大戦の映像と共に脳裏に刻み込まれました。

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