「ギャランドゥ」について考えた1031号

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト ”Weekly Bicycle Tourkinist” ┣━┓
┃ ┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛ ┃
┗━━┛                          ┗━━┛
        「ギャランドゥ」について考えた1031号

■グーグル先生に聞いてみた

 もんた&ブラザーズのもんたよしのりさんが亡くなってしまって衷心よりお悔やみ申し上げるしかないのですが、大ヒット曲『ダンシング・オールナイト』もさることながら、西城秀樹さん(彼も若くして亡くなった)のヒット曲『ギャランドゥ』も、もんたさんの作詞作曲だったなぁ、どんな歌詞だったっけと、ググってみた。
 その結果がこれ。

【ギャランドゥ検索結果】
https://www.google.com/search?q=%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5&client=firefox-b-d&sca_esv=575696865&tbm=isch&sxsrf=AM9HkKkAyfSGMOsQT4C4vm-7F5VFW6S6RQ:1698038505432&source=lnms&sa=X&ved=2ahUKEwiyobmvtouCAxXObN4KHRJhCNQQ_AUoAXoECAQQAw&biw=1206&bih=696&dpr=2

 もう当然のこととはいえ、不謹慎ながら笑ってしまってね。ギャランドゥというのは、この日本では「ヘソから陰部を繋ぐ毛のこと」になっちまってる。

■「日本では?」

 ……?
 って、ここで不思議なことがある。「ギャランドゥ」ってどこの国の言葉? 本来どんな意味なんだ?
 ということで、調べてみたわけですよ。するとその結果…。
 意味ナシ。
 まったくない。もんた氏が旧知のヒデキ宅で曲作りをする際に口ずさんだ意味なしフレーズがギャランドゥなんだそうな。つまり本来スキャットなんだな、シュビドゥバー♪ ダバダバダー♪

 でも、曲がヒットしたもんで、レコード会社にファンから多数の問い合わせが来たんだって。「ギャランドゥってどういう意味なんですか?」って。
 で、レコード会社が急遽意味を作った。
 えっへん「ギャランドゥ」とはアルファベットで「gal undo」と記述して、ギャルのようにチャラチャラしていない女性、との意味を含んだ造語なのです、と。後付けだー(笑)、シュビドゥバー♪
 でも、んじゃ、それがどうして「毛」のことになったかというと、原因はユーミンさんにある。

■「ギャランドゥ」の意味爆誕

 ここからはWikipediaから引用しよう。

(ギャランドゥがヘソから陰部までの毛を指すようになったのは)松任谷由実が西城の「オールスター水泳大会」での競泳用ビキニ姿に印象を受け、深夜のラジオ番組で毛深い人のことを「ギャランドゥ」と言い続けたことで広まっていったものである。西城が「オールスター水泳大会」に上半身裸の姿で出演した際、へそ下の濃い毛が話題となっていた[11]。
 松任谷が起源となった経緯としては、松任谷由実のオールナイトニッポンで西城をゲストにギャランドゥ大会を行ったことで「ギャランドゥ」の別の意味を知ることとなり、以後、西城は実際命名したわけではないが「ユーミンが言い始めた」というようになった。

 とのこと。それにしてもなぁ(笑)。
 私は今日の今日まで、ギャランドゥってフランス語の「ギャラン(華麗とかカッチョいいとか)」と関係あるのかと思ってたんだよね。クルマの名前にもあるし。三菱ギャラン。で、ギャランドゥは「ギャラン+DO」みたいな感じ。
 今回の「意味ナシ」を聞いて、拍子抜けだ。なんでそうじゃないんだろう、というのが、最初の素直な印象でさ。
 ま、仏語+英語というワケワカはあるけどさ。


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『悪魔のいる天国』 星新一著 新潮文庫

 子供の頃に読んでて、茶色くなった文庫本を、いま娘(小4)が読んでる。
 ショートショートは子供にも馴染みやすく、面白く、パパもそのあたりからはじめて本好きになった。
 なんか嬉しいのです。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【好評既刊本】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%95D%93c%92q&x=0&y=0

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です