亡母のいろいろ後始末の953号

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         亡母のいろいろ後始末の953号

■お久しぶりの理由

 いや最長記録のメルマガ非発行の日々でした。このメルマガもう20年以上やってる中で最長。
 何かと申しますと、先月、私の母が亡くなりまして、なんだかんだでいろんなことが手につかなかったわけです。
 いやどもども、そういうわけであらゆることが一段落しました。いえ、まだしてないんすけど:.。.:゜(@∀@;)゜:.。.:
 母の最期は、考えられる中ではまあまあのものだと思ってましてね。
 もともと肺がんの手術をしたのが5年前でした。
 そこから一進一退を続けながら、お、ちょっといいかなという局面なんかもあったりしつつ、でも、やはりだんだん悪くなっていった。
 抗がん剤も次第に効かなくなっていって、3つ目の抗がん剤ももはやダメか…(;。;)というところから、治療ではなくクオリティ・オブ・ライフ、すなわち緩和ケアを目的とした医療に移っていったわけです。

■在宅で、という選択

 それにしても「コロナ直撃」というかたち(しかも肺疾患)の在宅闘病でしたから、ちょっと大変ではありました。先々月に「苦痛を抑えるためにも、もはややむなし」と、緩和ケア病院に入院したんですが、コロナ禍の中、家族にも会えないわけですよ。感染を避けるため。
 これを母が次第にいやがるようになりましてね。妹だけは1日30分だけ会えるのですが、そのたびに「家に帰れれば」とこぼしていたわけです。
 で、ラストの7日は緩和ケア病院から出て、在宅介護にしました。
 家に帰るというのは「苦痛をともなう最期」のリスクありということだったんで「うーん、どうか…」と思った部分もあったんですけど、本人の熱望もあり、ストレッチャーにて家に運びました。
 本人自身は「リスクがどうの」なんて難しい話は、すでにワカラン脳状態になってはいましたが。

 で、妹と私が泊まり込みで付き添ってたのですよ。で、先月17日のお昼に妹がふと気づくと息をしていなかった、という形でした。
 退院後ぴったり1週間。
 こういうところ、きっちりぴったりが大好きだった母らしいと思いました。痛みも苦しみもなく、いわゆる「眠るような最期」というやつで、今となっては、まあ良かったんじゃないか、と思ってます。

■その後のいろいろ後始末

 さて、で、通夜告別式など一連の行事はとうに終わったんですけど、その後が、じつは大変だったのです。遺品整理などの数々ももちろんですが(いまも妹が苦労してる)、驚いたのは書類仕事でね。
 うわさには聞いていたんですけど、ウィークデイのデイタイムにやらねばならないことが山積で、驚きました。
 区役所に届けるだけかと思ったら、いーやいや、年金事務所、法務局、銀行口座、法定相続情報証明、数々の民間保険、健康保険、介護関連……、などなど書類仕事、官民問わずの申請手続きが、こんなにたくさんあったのか(!)という感じでしてね。
 なるほど会社指定の「喪主忌引日数」が長い(弊社は7日)わけだわ。
 父のときは母が諸々の手続きを1年かけて(!)したんですけど、まあ母は無職だから何とでもできます。
 で、母の番の今は、私と妹が手分けしてやってるわけです。
 で、まだ終わってません。特に法務局系の話がまだ。
 重要書類が家中のいろいろなところに分散して置いてあったりして、出てくるたびに「これもかー」とため息をついちょります(←不意に宮崎弁)。

 ただ一方、突然「え、これはなに、一時払いの死亡保険? ○○○万円もらえるの?」「はい、そのとおりです」なんてのもあったりして、「えーっっ、間違えて捨てるところだったがねー!!」なんてこともあるのです。
 スリル満点です。
(この話、次号につづく)


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長 著 朝日新聞出版

 え、なに、この人有名なの?
 著者・両さんという方なんですが、この本自体が(この出版不況の中)65万部の大ベストセラー。聞けば著者も「お金界」では、チョー有名な方とのこと。
 で、読んでみた。一言でいって、感銘を受けました。
 ノリはちょいチャラな感じなのに、スゴいや、この著者。

 本書に頻出する「リベラルアーツ大学(リベ大)」なんだけど、どうやらネット上の仮想大学でしてね。著者はその学長だ。で、YouTubeで引っ張ってみた…、うわお、ものすごい数の「お金に関する講義」がアップされてる。
 スゴいのは量だけじゃない。面白いのよ、いちいちが。
 本書でも口酸っぱく言われる「稼いで」「貯めて」「増やして」「守る」そして「使う」。YouTubeでも、本でもこのお金にまつわる5つの大原則をいろんな角度から教えてくれる。実践的に。かみくだいて。

 本書については、書評なんかを読むと「お金に関する初心者にぴったり」みたいな言われ方をされてるみたいだけど、なんのなんの、私レベル(54歳おやじ)に関していっても、じつにタメになる。「お金についての教養」総合版です。
 私としては特に若い人に大レコメンド。これを読むのと読まないのとでは、将来の経済的な安心の度合いがまったく違ってくると思うなぁ。

 それにしても、著者の両さん、ちらちら出てくるプロフィールによると、高校在学中に起業し、ITビジネスと投資で10代にして年間1億円以上稼いだんだそうな。
 で、私としては、おや、と思うところがないわけじゃないのです。
 著者の齢で10代20代…、ということは、00年代のアタマあたりかな。あのネット勃興期、ケータイがようやく普及し始めたあの頃、そうだ、この両さんがやってたビジネスを、私は横でちらちら見ていたぞ。
 私のウェブサイト「自転車通勤で行こう」が、ヒットしてた頃ですよ。
 そうだったか。
 あの頃のヒキタ、まだまだネットなんてサブカルにすぎないくらいに思ってたからね。
 そうかー、もう少し目端が利いてたら、今ごろ億万長者になって「ファイアー!」とか言ってたもかもしれないな…、なーんてね。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【ヒキタ最新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878

【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
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