確定申告どこが変わったの?1045号
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確定申告どこが変わったの?1045号
■二足の草鞋四半世紀
私の最初の書籍がWAVE出版の『自転車通勤で行こう』(1999年)ですから、もう四半世紀、TVプロデューサーと自転車ライターの二足の草鞋を履いてきたわけです。
考えてみると割合スゴいよね。
89年にTBSに入社して35年、でも、純粋TBS社員だったのは、最初の10年だけだ。その後、ずーっと二足の草鞋ですがな。なんつか、ある意味「今ドキ」だと思いません? ようやく時代が追いついてきたぞ(笑)。
…というかね、TBSという会社の懐の深さ(あるいは緩さ)に、ここだけはホントに感謝だ。
思い起こせば99年、当時の上司は私にこう言った。
「会社というものは、個人のポリシーを縛るものじゃない。ヒキタはこれが出したいんだろ? 世に問いたいんだろ? ならばやるといい」
で、社外活動届けにハンコを捺し、出版を許可してくれた。
なんつーカッチョよさ。X局長(当時)には今でも感謝だ。
■というわけで、確定申告
とまあ、そんなわけで、自転車ライターの仕事はそこからずーっと続いてね。この四半世紀というもの、サラリーマンとしての給料以外に、細々(こまごま)と細々(ほそぼそ)と出版社や大学などから入る収入があるわけだ。
となると、当然、2月、3月になると毎年確定申告をする。
で、先週末にようやく終えました。もうギリギリ中のギリギリ。金曜日(〆切日)の深夜に「時間外文書収受箱」にポストインしたんだから。
夫婦ともども確定申告。私のカミさんは某出版社に勤務していたんだけど、3人目の子どもが生まれた時点で、その出版社の正社員であることを辞めて契約社員となった。別の社の仕事もちびちびやる。だから、確定申告が要るってわけ。
■インボイスはどこいった?
…しかし、おかしいな。
今年から、例の「インボイス」云々あったじゃないですか。インボイスがスタートした!消費税だ!税務処理がコンプリケイテッドになったぞ!! とかなんとか脅されてたじゃないですか。
だから「今年はたぶん面倒くさいぞー」とかパソコンの前で気合を入れてたんだけど、ほぼ何もなし。例年とあんまり変わらない。それぞれの出版社の名前の下に「T13桁」を入れるだけ。それも支払調書に書いてある数字を写すだけだよ。
あれ、ホントにスタートしてるのかなぁ。ひょっとして私の見落とし?
で、カミさんにも聞くわけだ。「なんか違いあった?そもそも自分のナンバー書く欄、あった?」 と。「ううん、なかったよ」。
……(´-ω-)フーム。
と思ってたら、友人が教えてくれた。
インボイスナンバー(適格者番号)とった時点によるのだ、と。
私が「T0000774747474(*数字はイメージ)」みたいなのをとったのが、結局のところ今年の2月だったんで、昨年は消費税云々の規定が一切なしとのこと。そういや支払い調書見ても、消費税分もらってもいないし、必然的に払う義務もない。そうか。
「でも、来年からメンドくなるんだぜ」
うーむ、そうか。とりあえず来年はギリギリ提出をやめよう。(´-ω-)ウムウム。
【ヒキタ解釈のオススメ本(あるいはオススメサイト) *たまに非オススメあり】
『妙佛 DEEP MAX』
https://www.youtube.com/playlist?list=PLiXt8iD2VFIWbZfNXzRzGaitFENg-XVr-
今回から本だけじゃなくネットサイトやYouTubeも取り上げようと思ってね。
その第1回目がこれ。私が毎朝、必ず聞いてる妙佛(みゃおふぉう)さんの中国分析だ。
中国に関する資料の多さと分析の切れ味が、毎度毎度もうスゴすぎて、なるほどー、と思う。常に新しい発見がある。これを聞くと、あ、旧メディアだめぽかも、と思ってしまう。
何よりもスゴいのが、中国経済に関する分析で、この人が「こうなるだろう」つった話は、1、2ヶ月後にほぼ確実に本当になる。
たとえば中国不動産大手「恒大集団」の破綻なんてのも、一般が騒ぎ出す2ヶ月前に「ついに中国不動産バブルが弾ける。これは一過性のものではなく、構造的な問題だ。きっとドミノ式に他にも波及するぞ」みたいなことを言っていた。
その後、中国経済が音を立てて崩壊し「碧桂園」「中植」そして現在の「万科」と続いているのはご存じの通り。
妙佛さん、上海にいたらしいんだけど、現在は、名古屋在住とのこと。もちろん日本人だ。
【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/
【好評既刊本】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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