不動産の広告に妄想する961号

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          不動産の広告に妄想する961号

■何が重なるとこうなるか

 どもどもどもどもヒキタです。お久しぶりです。
 このメルマガも、melma!時代から数えるとすでに20年程度が過ぎているわけですが、なぜか滞る時期と頻繁に出る時期がある。
 なぜかというと話は簡単で、色んなものの締め切りが重なって暇がなくなると、滞るわけです。申し訳ないっす。
 今回に関しては、本業の仕事いろいろ、雑誌原稿いろいろ、と、そういうもさることながら、博士論文の中間発表が大学院であって、その研究と準備に時間が割かれてたたわけです。
 博士論文書いてるのですよ、今。私は。もちろんテーマは自転車でね。
 いやはや今週がそのピークでありました。
 忙しかった。
 というわけで、色んなミッションをこなして、あーとりあえず一段落。
 ……と、ふと空を見上げると秋。
 おや、コロナウイルスも飛んでない(←見えるんかい)。というよりウイルスくん、誰ぞの飛沫に乗って飛んでるのかもしれないけど、とりあえず緊急事態宣言、明けてる。
 やややや、首相(というよりまだ自民党総裁)も別人になってる(なんて(笑))。
 時は過ぎるなぁ。

■南伊東の2LDK

 で、そんなこんなで忙しかったり、3人の子供が騒いだり、小室さんが日本に帰ってきたり(←関係ない)チョンマゲだったり(←関係ない)して、ふとネット広告を見つつ、妄想に浸ったりするわけです。
 何かというと、不動産の広告。
 たとえば伊豆半島・南伊東の90平米、2LDKのリゾートマンションが400万円少々で売ってたりする。安っ。

【あくまでたとえばの話】
https://www.angel-f.com/ito/mansion/8568.html

 ま、これはたまたま今日流れてきたマンション広告というだけで、バブル期に建ったリゾートマンションには、じつはこういう激安かつ広い物件がいろいろあるわけですよ。
 おそらく新築当時の価格の10分の1だ。
 私のことを知っている人ならご承知でしょうが、私は結構不動産オタクでありましてね。
 こういうのを見ると、ふーむ、自分だったらどう使うかな、と思ったりする。
 これ、別荘で持つとダメダメなわけですよ。月々の管理費や、電気ガス水道などの基本料金、組合費などがモロ響いてくる。年に2,3度遊びに行くのがせいぜいで、たかだかそれだけのために、何だかんだで月4万円×12ヶ月なんてばかげてる。

■ネット社会の妄想

 でもなー、自分で住むんだったらどうかなー。
 今、住んでる港区のマンションを人に貸しちゃえば、けっこう家賃が入るかなー、そしたら生活楽だなー。
 別に都心に住まなくったって、仕事はできるしなー、今はまだ子供が小さいけど、完全引退しちゃったら、温泉でも引いちゃって、こういうところに住むのもいいなー。高台だから津波も一応大丈夫だろうからなー、近くに何があるのかなー、地図でも調べてみちゃおうかなー。
 なーんて、しばしの妄想に浸る。
 もう完全ネット社会だから、正直、家にいる分には、伊東にいようが、赤坂にいようが、宮崎にいようが、別に変わりはしないわけですよ。
 だいいち今週やった博士論文の中間発表だって、リモートだったしね。教授陣もそれぞれリモート。
 そこに昨今のコロナ禍・引きこもり生活が加わる。
 なんだかもう慣れちゃったよ。
 ドアを開けたらそこは伊東? ありなんじゃん? と思う。
 以前もこのメルマガで言った“FIRE”ならぬ“FIRO”(Financial Independence, Retire Ordinary)も可能。
 ライフスタイル色々変わりつつあるぞ、なんて、今さらながら思うわけです。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『源氏物語』紫式部著 瀬戸内寂聴現代語訳 講談社文庫

 ちょっと前からちびちび読んでる。全10巻あって当然ながら長いけど、寂聴さんの現代語訳が読みやすくて、ストレスがまったくない。
 元々ストーリーは(もちろん)知ってるけれど、こうして通しで読むと、やはり面白い。今さらながら「ああ、こんな寄り道ストーリーもあったか」「そうそうこの人ココで登場ね」なんて思う。
 だがね、この光源氏の物語「好みか?」と聞かれると、うーん、即答しづらいところがあるな。
 なんというのか、登場人物すべてにポリシーがないじゃない。
 ポリシーというのかな、「おれはこうするのだ、なぜならば自分の理想はこれこれだから」というような意志がない。みんな権力者の下でくっついたり離れたりしながら、それぞれがそれぞれの機嫌をうかがってるという感じ。
 でも、なんかね、つれづれに読んでると、気が紛れるというのか、気が和らぐというか、落ち着くのよ。それは確かだ。まるっきり他人事だからかね。で、そのストーリーから得るものはほぼゼロ。
 平安の日本の文化を知ることができるというのはあるけれど、それはあくまで知識の問題で、ストーリーから得るものをいえば「面白い」以外のベネフィットはなし。それが源氏。
 何かに似てると思ったら、ジャンルもまるで違うし、舞台もストーリー展開もまったく違うんだが、アガサ・クリスティのポアロものにどこか似てる。
 読み終わったら、ぱたんとページを閉じて「ああ面白かった」。それで終わり。
 でも、もしかしたら、それこそが「良質な小説」なのかもと思う。

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【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【ヒキタ新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878

【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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