テレワーク中に米テレビと向き合う900号

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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト ”Weekly Bicycle Tourkinist” ┣━┓

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       テレワーク中に米テレビと向き合う900号

■皆さんお元気ですか?

 テレワークしてますか? 私はしてます。週2回。来週は3回になるのかな。

 当然ながら、テレワーク中は自宅。それ以外は出社。

 で、極力、外に出ない。おそらく都民の大部分がそうで、自宅近くもがらんとしてるし、職場がある赤坂もがらんとしてる。

 自転車ツーキニスト疋田でありますから、出社するときは、もちろん自転車で行くわけなんだけど、その際、道すがら見ても、人があまり歩いてない。こんな東京、初めて見たよ。

 みんな家に引きこもり。

 まあ仕方ないよね。こんなご時世だから。

 で、テレワークですからね。会議ももちろん自宅。連絡も当然自宅。ご説明申し上げるのも自宅。みんな電話かメールだ。案外すむもんだね、これで。

 テレビ電話会議、いろいろあると思いますが、みなさま、何でやってますか? 私のところはGoogleの「ハングアウトMeet」。それ以外にもZoomとか色々あるんだってね。

 なんだかゲームみたいで面白い。じつはちょっと気に入ってるのです。ハングアウトMeet会議。

 で、家に引きこもって、パソコンに向かいつつ、部屋の中でずっと、BGMとしてNBCだとかCNNだとかBBCを流してるってわけ。

■海外でもコロナウイルス禍ばかり

 こういうことができるようになったのは、もうAmazonや、Googleや…、ま、私の場合は“Amazon Fire TV Stick”のおかげなんだけど、まあ自宅にいながら世界中のいろんな放送が観ることができる。

 で、驚くというべきか、当然というべきか、どこの放送局を観てみても、もう世界中コロナウイルスの話しかしちょらん。

 別に「日本向け放送」というわけじゃない。世界中が世界中、みんな自分の国の視聴者に向かって、コロナ。

 特にアメリカの局では、昨日、今日、と、ニューヨークで人が死んだ話ばかりだ。

 出てくる人がみんな泣いてる。しかも驚くのは、出てくる遺影がそんなに年寄りじゃないことなのだ。現役世代ばかり。ちょっと恐ろしくなる。

 ニューヨークの死者、1日で779人(本日、現地8日)だよ(;_;)。信じがたいが、これが現実だ。

 それに較べたら、東京なんて、まだ1日181人(本日)の新規感染者でしかない。

 だが、油断は禁物、安心は御法度だ。これが今後NYのようになってしまわない保証はない。気を抜くと、なる。

 なんとかここで留まらんことを。

 ニッポン踏みとどまってくれ、と、八百万の神と亡父に祈ってます。

■レスター・ホルトさんがいい

 そういうわけで、コロナウイルス禍とネット環境進歩のせいで、海外の報道を観る機会が増えた。

 いろいろ見較べてみて、個人的な趣味として思うのは、コロナ報道、意外なことに米NBCが一番いいねということだ。あくまで個人的感想に過ぎないのではあるけれど。

 たとえばCNNとかFOXとか(論調は両極ながら)共通して思うんだけど、スタジオで、頭髪の寂しいオヤジと厚化粧のオバさんたちが、ひたすら喋ってるばかり。喋りが長すぎるよ。マジで。

 それに較べるとNBCはちゃんと取材しちょるし、編集も原稿もしっかりしてる。

 NBCナイトリーニュースのアンカー、オデコが長くてロイドメガネをかけたレスター・ホルトさん、なんだか顔なじみになっちゃったよ。

■そうそう篠山不謹慎

 そうそう、先日、非常に親しい仲間うちの集合メール、冒頭に「こんにちは、みなさーん、感染してますかー♪」と書いたら、エラく怒られた。篠山不謹慎だって。

 関係各者、マコトに申し訳ないっす。

 でも、明るく笑い飛ばす態度だって、ときには必要だよ。人間、24時間オールタイム真面目、しんねりむっつりとはいかないもんだ。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『翔んで埼玉』魔夜峰央原作 武内英樹監督 東映

 映画。いま、Amazonプライムで無料でやってるわけですよ。

 バブルのり(?)の埼玉差別ギャグ映画でね、学園もの。広い意味では。

 東京の名門校「白鵬堂学院」の描き方がもうパタリロ丸出し。つまりは絢爛豪華な「こんなんねーよ」のご設定だ。じつにくだらなくて面白かった(笑)。こういう心底くだらない映画を笑って観るってのは、おそらく免疫力をあげるね。(分からんけれど)いまそう決めた。

 主役の二階堂ふみがかわいい。GACKTと伊勢谷友介の大げさ演技もバカバカしくていい(笑)。竹中直人と武田久美子の意外感も笑える。

 こういうときにこういうのをやっててくれて、Amazonプライムさんきゅ。

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【ヒキタ関連Kindle本】

「平成バブル物語 〜60年代生まれのための東京バブストーリー〜」(田崎仁志著)

「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集

【ヒキタ最新刊】

「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社

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「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍

【好評既刊本】

「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社

「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫

「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社

「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍

「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版

「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書

「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス

「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所

「自転車の安全鉄則」朝日新書

「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店

「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社

「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍

「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版

「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版

「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社

「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫

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