不意に流れる『最後のニュース』の993号

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       不意に流れる『最後のニュース』の993号

■2022年の夏、学習院の夏

 どもどもどもどもヒキタです。
 毎年毎年の学習院の社会人自転車講座、あと1か月でスタートです。
 今回は電アシ&コロナに力を入れてやるつもり。
 じつは電アシ、かなり奥が深いんですよ。健康にいいし、種類も増えたし、価格もいろいろ、世界中での「あり方」がさまざま。で、なぜそうなったかの必然がある。
 で、話題の電動キックですよね。あれだって形を変えた電アシと言えなくもない。でも言えない。でも言える。なんのことやら(笑)。いや、ほんと、ココのあたりの話も深いのです。

 毎日曜日の2022/05/22 ~ 2022/07/03。
【学習院ヒキタ講座『楽しむための自転車学』】
http://g-sakura-academy.jp/course/detail/2022/A/056/

 残念なことに今回もまたまたまた講義はリモートなんすけど、コロナもそろそろ3年目、リモート後の数時間後にどこぞの飲み屋で……なんてのもかなりアリですね(笑)。
 といいますか、4回ありますから、その中の1回くらいは(いや、2回? 3回?)その路線行きたいっすね。

■ラーメン屋で『最後のニュース』

 いえね、先日、赤坂の地下のラーメン屋でラーメン食べてたら、店の壁に埋め込まれたモニターで、井上陽水さんが歌ってたんですよ。

『最後のニュース』。
https://www.youtube.com/watch?v=ybemnl5dDho

 もう不意をつかれてしまって、思わず胸がつまった。
 まだ20世紀だった頃の『筑紫哲也ニュース23』最初期のエンディング曲。私はこの番組の20代の若きディレクターでした。
 あの頃…、毎夜、毎夜、この曲で一日が終わっていた。
 モニターを見上げながら思うのです。
 ああ、陽水さんも老けた。私も老けた。赤坂も変わった。筑紫さんは亡くなった。あれから30年以上が過ぎて、私自身も55歳。もう定年まで5年ない。

■何もかもが今につながる

 思えば、平成元年から5年くらいまで。激動のニュースを伝える日々でした。
 ベルリンの壁は壊されたし、ソ連は崩壊したし、湾岸戦争は起きたし、金日成は死んだし、JAPANアズナンバーワンは崩壊した。確かに世界情勢は激変してた。
 …そして、それらのことがすべて今につながってることに、今さらながら驚くわけです。
 ソ連崩壊からこっちを考えると、現在のウクライナ戦争なんて完全につながってるひとつのストーリーだ。
 その奥にもありながら、色んなところで噴出するのが、もちろんエネルギー問題だろう。
 金正恩のロケット遊びは金日成死去からずーっとつながるハリネズミ瀬戸際外交の一環だろうし、バブル経済とその崩壊は日本という国の立ち位置を激変させた。
 そして今。

 そうしたものを映していたブラウン管は、すでに大画面と極小画面の液晶にとってかわられ、そこに映るものはもはや地上波テレビではなくなりつつある。
 筑紫さん、世の中はこんなことになったんですよ。


【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

『かわうその自転車屋さん 10』こやまけいこ 芳文社

 どうぶつ自転車マンガ、10巻にして大団円。これが最終巻であります。
 …で、前回内容についてほぼ書かなかったんで、その10巻の話。私が好きなのは、154台目(154話)と163台目で、意外や、かわうそ店長のラブストーリーなのですよ。これがほのぼのと若干寂しくて、しみじみいい。
 んで、最終話に向けて、あれま、お店は暴風雨で壊れるわ、謎のオーナーが現れるわ、由良さんは花束持ってるわ、いろいろだったんだけど、拍子抜けなほどあっさりと爽やかに終わる。
 いいな、これ。
 これなら復活もありだぞ。『かわうそ2』だ。うん、かわうその自転車屋さん2店目。それもいい。
 あと、個展で知ったんだけど、かわうそ「フランス語版」が出てるんだってね。
 仏タイトルは『LES PETITS VELOS(小さな自転車)』。
 こやまさん本人によるとこうだ。
「いまフランスでは日本の漫画とか大人気なんですって。おまけにフランスって元々“ツール・ド・フランス”とかで自転車カルチャーの本場じゃないですか。たぶん、だからなんでしょうね、仏語訳版のオファーが来たんです」
 すっげーじゃん。かわうそ店長こそ日仏友好の架け橋だ。いや、かわうそ店長よりも羊のヨウコさんの方がいいかな。何となくフランス人ウケしそうだから。なぜかは不明。


【ヒキタ関連Kindle本】
「津波から自転車で逃げられるか」疋田智著・NPO自転車活用推進研究会編集
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCXPGGL
「平成バブル物語 ~60年代生まれのための東京バブストーリー~」(田崎仁志著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GWRJPZH/

【ヒキタ新刊】
「新・自転車“道交法”BOOK」自転車活用推進法が分かる! 木世(えい)出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4777946207
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878

【好評既刊本】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト 木世(えい)出版社
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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